ここ最近で最も多く行われている、仲人を立てない「略式結納」の流れを紹介します。
1.結納品を飾る
結納会場に男性側が先に入り、結納品を上座に飾ります。
次に、女性側の順が入って結納品を飾ります。
2.挨拶と着席
男性側の父親が挨拶をして、全員着席します。
3.男性側からの結納品を女性側に納める
男性の母親が、女性の前に結納品を台ごと運んで一礼します。
男性の父親が、「この度は○○と○○さんの結婚をお許し頂きまして、誠にありがとうございました。結納の品を持参いたしましたので幾久しくお納めください」と口上を述べた後、女性側は礼をします。
4.女性側が目録に目を通す
女性本人が、結納品の中から目録に取り目を通します。
続いて女性の父親、母親の順に目を通したら、「○○様のご結納、幾久しく納めさせていただきます」とお礼を述べます。
5.女性側の受書を男性側に渡す
女性の母親が、贈られた結納品を上座に運び、受書を男性の前に持っていきます。
6.女性側からの結納品を男性側に納める
女性の母親が、男性本人の前に結納品を台ごと運びます。
7.男性側が目録に目を通す
男性本人が、結納品の中から目録に取り目を通します。
続いて男性の父親、母親の順に目を通します。
8.男性側の受書を女性側に渡す
男性の母親が、贈られた結納品を上座に運び、受書を女性の前に持って行きます。
10.結びの挨拶をする
男性側の父親が結びの挨拶とお礼の延べ、女性の父親が返礼の挨拶をします。
全員深く礼をして結納式は終了します。
この後、宴席を囲みます。
結納の間は、決まった口上以外はほとんど口をきかないのが慣わしだそうです。
口上は、無理矢理難しい言葉を準備しておく必要はありません。
誠意のある言葉であればいいと思います。
緊張して暗記ができるか心配ならば、メモを見ながらでもいいでしょう。